ピジョン赤ちゃん誕生記念植樹式レポート(2008年 第22回)

2008年5月17日(晴れ)

22回目を迎えた赤ちゃん誕生記念植樹式。「ピジョン美和の森」での開催は、昨年に続き2回目になります。昨年の秋にはピジョン全社員による植樹も行い、豊かな森づくりが始まっています。小川に暮らす生き物も増え、2年ほど前まで荒れ果てていた場所とは見違えるようになりました。昼はチョウが、夜はホタルが舞い、秋には紅葉の楽しめる森づくりを目指し、国蝶であり、絶滅が危惧されているオオムラサキが集まるエノキ、幼虫のエサとなるコナラやクヌギを合わせて5,000本植えました。

植樹式の様子

9:30
昨年に続き、今年もすっきりと晴れて、新緑が美しく映えわたる朝を迎えました。ピジョン(株)松村誠一会長による主催者挨拶で、植樹式のスタートです。
常陸大宮市の三次真一郎市長は、「地域と企業の連携として素晴らしいモデルで、22年も続いているのはすごいこと」と、育樹を評してくださいました。
記念品を受け取る参加者代表の新井さんファミリー。新井さんは、次女の莉晏(りあん)ちゃんで3度目のご参加です。
二組目の参加者代表、桒田さんファミリーは、初めての赤ちゃん。お父さんが、「人の親になることを学び中です」と、新米パパの感想を述べてくれました。
22年前に育樹キャンペーンを開始して以来ずっと、活動を応援し続けていただいている旧美和村村長の大瀧典夫氏に感謝状を贈呈しました。
10:30
いよいよ記念植樹開始。赤ちゃんもいっしょに植樹地に向かいます。朝の森の空気はすがすがしく、皆さん笑顔でした。
お父さんが頑張って穴を掘り、お姉ちゃんが妹の分の木を植えました。
家族揃って仲良く大事に植えました。大きくな~れ!
植えた木といっしょに、すくすく育ってね。
大きくなったらまたこの森に遊びに来てね。

すくすくハウス

11:30
やまぶき鉄砲(細い竹筒にやまぶきの茎の芯を詰め、棒で勢いよく突き出す手づくりのおもちゃ)で狙いを定め、「ポン!」
竹製の水鉄砲も面白いよ!
国の無形文化財に指定されている西ノ内和紙の実演も開催。地元で伝統的に受け継がれてきているこの素晴らしい和紙は、茨城県下の多くの学校で、卒業証書に使用されているそうです。
12:30
小川のほとりで昼食を楽しむ親子を発見!今日の主役、遥輝(はるき)ちゃんも、ふたりのお姉ちゃんに負けないくらい、おいしそうにたくさん食べていました!
「森から贈る最初の手紙」コーナーも大人気。赤ちゃんの手形や足形を木製葉書にスタンプして、大切な人に届けます。
専用ポストに投函!今日来られなかったお祖父ちゃん、きっと喜んでくれますね。
13:30
森の郵便屋さん登場!本物の郵便局の方による、1年に1度だけの集配です。「しっかりと、届けます!!」と元気に約束してくれました。
小川に暮らす生き物が増えたみたいです。何がいるかな~?
ホタルの幼虫のえさになるカワニナ(巻貝の一種)がたくさんいました。この小川にもいつかホタルが・・・。期待が膨らみます!
100組の家族がグループに分かれて順番に植樹をしました。実はこの後、終了したのを見計らったかのように雨が!植樹したての木の水やりも完了です!お疲れ様でした。

スナップ集

めぐみちゃんファミリーは、3世代でご参加。お母さんはピジョンインフォのヘビーユーザだそうです。「めぐみちゃんの分身のように育ってくれる木が植えられるなんて!」と、お祖母ちゃんが大阪から駆けつけてくれました。
ご両親は知世(ともよ)ちゃんに、人の気持ちに敏感なやさしい子に育って欲しいと願っています。ふたりの子育ては何もかも大変!でも、日々の成長が喜びだそうです。
地元の慶子(けいこ)ちゃんファミリーは今回2度目のご参加。初めての「ピジョン美和の森」はきれいでびっくり!とのこと。雨風に負けず大地に根を張る木のように育って欲しいと語ってくれました。
お兄ちゃんの蒼人(あおと)ちゃんの時は、応募したけれど当たらなかったので、祐人(ゆうと)ちゃんで参加できてとてもうれしいと話すご両親。
子育てはとっても楽しい!と笑顔のおかあさん。6歳の汐里(しおり)ちゃんが、慶太(けいた)ちゃんを一生懸命守ろうとする姿がほほえましくて癒されるそうです。
茨城県からお越しのくるみちゃんファミリーは、島根のお祖母ちゃんといっしょに、くるみちゃんの分の木を植えました。くるみちゃんが笑顔のたえない、明るくやさしい子に育つよう願いを込めたそうです。
子どもが小さいと遠出する機会が減るので、久しぶりの旅行気分というこちらのファミリー。陽斗(はると)ちゃんには、わんぱく盛りの凌斗(りょうと)兄ちゃんに負けないくらい、元気に育って欲しいそうです。
ご夫妻の間に、桜の季節に生まれてきた美桜(みお)ちゃん。自宅が東京で、ふだんは屋内で遊んでいるからか、今日はいつもよりはしゃいでいるそうです。森の中は赤ちゃんも気持ち良いのですね。

育樹地の様子

実施日 2008年5月実施
樹齢 15年
詳細 2007年1月~2008年2月生まれの赤ちゃん
約5,000名分を植樹
2008年5月撮影
2009年10月撮影
2012年4月撮影
2014年8月撮影
2015年7月撮影
2020年7月撮影
2023年8月撮影