資源循環型社会の実現への貢献

ピジョングループは、省資源とリサイクルを推進し、グループ全体で資源の消費と廃棄物の発生を抑制して環境への負荷を軽減し、
「明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残す」ために、持続可能な資源循環型社会の実現に貢献します。

哺乳器のリサイクル

哺乳器は数ある育児用品の中でも、新生児の時から使用される場合が多く、使用済みとなった後でもご家族の方に愛着を感じていただける製品の1つです。私たちはお客様から役目を果たした使用済みの哺乳器を大切にお預かりし、新たな形に生まれ変え、資源を再利用できるようにするための資源循環プロジェクトを全社的に進め、プラスチックごみの削減を継続的に行っています。

シンガポールでの取組

PIGEON SINGAPORE PTE. LTD.では、2019年から使用済み哺乳器のリサイクル活動を開始、2030年までに50,000本の回収目標を掲げ、本格的な取組を開始しています。取組を開始以来、2021年末までの3年間で、合計35,702本の使用済み哺乳器を回収し、新たな製品として再利用されています。

中国での取組

中国でも使用済みの哺乳器をお客様から回収し、再利用する取組が開始されました。使用済みの哺乳器が、成長したお子様に使って頂ける食事用のトレーとして生まれ変わり、ギフトとしてお客様に提供しています。

現在、省資源とリサイクルの取組は、日本やインドネシア等の販売国でも取組準備が進んでおり、使用済みの哺乳器だけでなく、他の製品や容器包装のリサイクルにも活動を拡大する予定です。

産業廃棄物の抑制とリサイクルの推進

ピジョングループは、事業活動に伴い発生する産業廃棄物のうち、リサイクルされない産業廃棄物の削減に取り組んでいます。第7次中期経営計画では、売上高当たりのリサイクルされない産業廃棄物量を年1%以上削減することを目標に掲げています。生産子会社においては、生産性の向上・歩留まり改善により、廃棄物となる原材料ロスの削減に努めたほか、生産過程での資材の廃棄量を最小限抑えるため、商品パッケージの設計を見直すなど、改良を重ねています。また、リサイクルされていなかった産業廃棄物について、処理業者の見直しを行い、リサイクル処理を行える産業廃棄物処理業者へ処理委託を変更しました。

  • 産業廃棄物量原単位

※集計範囲:ピジョン株式会社および国内・海外の連結子会社
注1:決算月変更のため、’19/12期の国内拠点の売上高および産業廃棄物排出量は2019年2月から12月までの11ヵ月分の実績値です。’21/12期から新収益認識基準を適用したことに伴い、’19/1期、’19/12期、’20/12期の売上高を新収益認識基準に基づいて試算し、産業廃棄物原単位を再計算しました。
注2:リサイクルには、再利用およびサーマルリサイクルを含みます。

水資源の保全

当社では、製造に用いる水資源の有効活用や節水、排水の再利用による水使用量の削減に取り組んでいます。

水不足地域におけるリスクへの対応

当社のインド事業は水不足地域における事業活動と認識しています。インドは水リスクが高い地域ではありますが、2015年に稼働を始めた弊社のインド工場では主に哺乳器・シリコーン製乳首等の成型品を生産しており、スキンケア等のように水資源を原材料とする生産活動ではないため、実際の水使用量は弊社内の工場比較でも低く収まっております。現時点では当社の事業活動や環境へ影響を与えるような水リスクは顕在化していませんが、引き続き現地の情報や水使用量を把握し、水リスクを分析していきます。

製造拠点における水の使用量