品質と安全性の取り組み

ピジョン製品の品質と安全性の取り組み 〜お客様に安心・安全な製品をお届けするために〜

品質保証の考え方

ピジョングループでは、世界中の赤ちゃんとご家族に安心・安全な商品をお届けするため、製品開発段階「設計品質」と製造段階の「製造品質」の二つの品質向上を当社独自の 品質保証体制の骨格としています。
設計品質を維持・向上させるために、製品開発段階から安全性、使いやすさ、耐久といったピジョン独自の製品設計の考え方や基準をPQS(ピジョン・クオリティ・スタンダード)として制定し、グローバルに適用することで、世界各国でつくられる製品の設計品質の維持・向上に努めています 。
生産においては、各工場の製造設備や生産環境などを設定した独自の基準であるPPMや定期的な工場監査などの活動、また各国におけるGMP(適正製造規範)に準拠した安定的品質の実現に努めています 。
これら二つの品質を向上させる取り組みは、国際規格 ISO9001によりプロセス管理されており、6カ月ごとにチェックと見直しを行っています。

品質保証体制

ピジョンの安全基準(安全なものづくりのために)

安全な原料を選定

ピジョングループでは、製品の開発段階から安全であることが確認された原料のみを使用することとしています。

哺乳瓶やおしゃぶりなどの製品

ほ乳器、おしゃぶり、さく乳器などの製品に使用されるすべてのプラスチック、及びゴムは、安全で衛生的であることが確認された原料のみを使用しています。すべての使用原料においては、物理化学的な特徴の理解及び有害な性質がないかなど、社内外情報を確認し、安全性に関するリスクを調査しています。この他、国内外の公的規格基準の評価法を用いて、外部機関にて安全性試験を実施し、客観的に評価しています。

スキンケアやシャンプーなどの製品

スキンケア用品やローション、おしりふきなどに使われる成分は、社内外の情報を確認し、安全性上のリスクを調査しています。また、これまでの原料評価を通じて積み重ねた知見や試験データなどの社内情報をはじめ、論文や公的機関による報告書、データベースなどの社外情報も幅広く活用しています。

ベビーフードなどの製品

食品の安全上のリスクとなりうる残留農薬、微生物、アレルゲン、異物などについて品質管理状況を厳しくチェックし、良質で安全な原料のみ採用しています。製品に使用する原材料情報はすべてデータベースで管理し、お客様から問い合わせをいただいた場合に迅速かつ正確な情報を提供できる体制を構築しています。

製品設計と安全性確認

開発設計段階において、独自の社内レビューシステム(デザインレビュー会や誤使用想定検証会など)で製品使用時に起こりうる不具合、ケガ・事故などのリスクを事前に予測、分析し、これを未然に防げるよう、設計に反映しています。
また、開発品がお客様のニーズにお応えできる品質に仕上がっているか、改善すべき点はないかを試用モニターテストで設計品質の評価・検証を行っています。

哺乳瓶やおしゃぶりなどの製品

製品の安全性確認のために、開発段階において開発工程における独自社内レビューシステム(デザインレビュー会や誤使用想定検証会など)や競合品や類似製品との比較分析、試用モニターテストを実施することにより、製品おける不具合発生の未然防止対策や使用感について複眼的、客観的に評価しています。前述のPQSに沿った製品設計をグローバルに適用することで、世界各国で販売される製品の設計品質の維持・向上に努めています。

スキンケアやシャンプーなどの製品

製品の安全性確認のために、さまざまな評価試験を行っています。
例えば細胞を使った試験、ヒトの肌につけて確認する試験(ヒトパッチテスなど)や、有害成分が含まれないことを確認する成分分析、時間が経つことによる性質の変化を確認する経時試験など行っています。このほかに、開発工程における独自の社内レビューシステム(デザインレビュー会や誤使用想定検証会など)を通じて、これまでのお客様の問い合わせ内容を反映するほか、試用モニターテストにより機能の検証や改善点の抽出を行うことで商品の設計品質を確認しています。

ベビーフードなどの製品

ピジョン製品を安全にお召し上がりいただけるよう、まずは開発設計時に中身の形状、物性を慎重に検討します。そのうえで、保存テストによって品質の安定性を確認し、製品の中身や容器・包装がご使用時のケガや事故につながる可能性がないか複数の観点から分析を行うなど、リスクの低減に努めています。
また、製造を委託する協力メーカーの皆さまに対しては、定期的に監査を実施。一定水準の品質管理体制を維持し、さらに向上できるよう、協力メーカーの皆さまとともに継続的に取り組んでいます。

製品製造時

当社の定める製造環境を満たした工場にて製品が製造されます。生産工場では定期的にさまざまな角度からチェックをするQA監査を実施しており、常に工場の品質を保っています。
生産される製品は、材料の受け入検査から生産中の工程検査、最終製品の出荷検査を経て合格したもののみが出荷される仕組みになっています。
万一、お客様から製造由来の問題や要望をいただいた場合、速やかに生産部門へフィードバックされ、製造工程の改良可否を検討します。

お客様とのコミュニケーション(製品発売後)

発売した製品について市場情報 (お客様の声や医療機関からの問い合わせ)を集約し、原料や製品の安全性評価に反映させることができる体制を構築しています。
万一、安全性に懸念を抱く点があれば、関連部門による検討会(カイゼン会議)を行い、原因解明と必要な対策を速やかに講じる体制をとっています。
いつも消費者視点で評価、検証し、安全性を常に意識した、より高いレベルの安全性と品質を維持していきます。

ピジョングループ 動物実験に対する方針

ピジョングループは、動物実験の廃止に向けた動きを、世界的かつ重要な要請と受け止め、動物実験廃止の実現に向けた取り組みを進めています。
よって、化粧品(医薬部外品を含む)の商品開発に際して、外部委託も含めて動物を用いた試験は行っていません。また、今後も行う予定はありません(*1)。
これまでの開発活動から得た、製剤および各成分の安全性に関する知見を活用するとともに物実験代替法をはじめとする各種試験により、独自の基準で化粧品の安全性確保を行っています。
なかでも、動物実験代替法については、国内外の業界団体、学会、他社などとも共同して情報収集を継続し、国際的な試験法ガイドラインに収載される信頼性の高い試験方法を積極的に採用していきます。

*1:万一、社会に対して安全性の説明責任が生じた場合や、一部の国において行政から求めれた場合を除きます。これらのケースで動物実験を行う場合には、愛護での3Rs(Replacement, Reduction, Refinement) の基本理念のもと、その実施は最小限にとどめます。