日本全国の中学生に向けた「赤ちゃんを知る授業」の提供

育児の助け合いができる
ゆるやかな繋がりがある

日本全国の中学生に向けた「赤ちゃんを知る授業」の提供

日本

ピジョンは、日本全国の中学生に向けて「赤ちゃんを知る授業~赤ちゃんにやさしい未来のために~」という教育プログラムの提供をしています。

 日本では出産育児を取り巻く環境が厳しく、ママやパパの中には「周囲から育児に対して理解を得られていない」と悩む人がいることが課題としてあげられます。その要因のひとつとして、核家族化や少子高齢化により、幼い頃から赤ちゃんを見たり触れたりする機会が減っていることが考えられます。

赤ちゃんにやさしい未来の実現を目指す「Baby Friendly Future Project」を発足し、中学生に赤ちゃんへの興味・関心を持ってもらい、社会の一員として自らできることを考え、行動につなげる教育プログラムを提供することとしました。

先生方が授業を実施するための教材を無料で提供するほか、一部の中学校では、ピジョン社員が出向いて授業を行い、妊婦ジャケットを装着しての妊婦体験、ベビーカーの走行体験などを行い、赤ちゃんとご家族についてより深い学びの機会を提供しています。

そして年間、約140校、1万人以上の生徒に対し、授業を実施しています。

具体的な授業内容

赤ちゃんだった頃を振り返る

赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては生徒自身も赤ちゃんだったことを改めて認識する。

赤ちゃんが生まれるということ

赤ちゃんは、様々な状態や環境で生まれてくるが、みんなかけがえのない存在であること、たくさんの人たちに支えられて成長することを知る。

赤ちゃんの行動について、その意味や特徴を理解する

赤ちゃんはなぜ泣くのか?なぜよく寝るのか?など、その行動について特徴や意味を理解し、赤ちゃんとのコミュニケーションに不可欠な知識を身につける。

今、自分にできることを考える

一過性の授業で終わらせるのではなく、社会の一員として、生徒が主体的にできることを考え行動に移すきっかけを与える。

授業に参加した生徒の感想

「自分も赤ちゃんの時にたくさんの人に助けてもらったということ、困っている母親を助けることが大切だと学びました。」

「赤ちゃんが生まれてくることの尊さや、そのことがどれだけすごいことなのかを学ぶことができました。」

「親や家族だけが協力して赤ちゃんをお世話するのかと思っていましたが、私たち中学生もできることがあると学びました。」

ピジョンは、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために、この取り組みを通じて、「赤ちゃんにやさしい未来」の実現を目指していきます。

2023.11

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