赤ちゃんのための防災の必要性を伝える活動

赤ちゃんが環境危機に困ることなく
心地よくいられる

赤ちゃんのための防災の必要性を伝える活動

日本

震災の多い日本において、防災の3本柱は「自助、共助、公助」と言われているものの、災害発生直後は、行政からの「公助」はその他の災害対応に追われ、支援が滞る可能性があります。また、災害時は電気・ガス・水道のライフラインが停止する可能性もあり、個人や家庭ごとに事前に備えておくことが重要です。

 

当社が2021年に行った妊娠中から1歳6ヵ月までのお子さまがいる全国のパパ・ママを対象に実施した調査では、災害に対してのどの程度不安を感じているかの質問に対し、8割以上が「とても不安」「やや不安」と回答。また、子どもが生まれてから、もしくは妊娠をきっかけに防災意識が高まったと約7割のパパ・ママが回答しています。しかしながら、実際にお子さまのために防災を意識して準備したり、購入したものはあるか、の問いには「購入したものがある」「あえて防災用には購入していないが、準備しているものがある」という、“行動”に移したパパ・ママはわずか3割に満たない程度でしか存在しないのが現状です。

あかちゃんとそなえの輪推進プロジェクトの発足

これまで培ってきた赤ちゃんに関する知見やデータを活用し、いかなる環境でも赤ちゃんを守り、赤ちゃんやパパ・ママが困ることなく過ごしていけるよう、『あかちゃんの防災』をはじめとした、もしもの時へのそなえの必要性について、メディアなどを通じて広めていくとともに、同じ想いで『あかちゃんの防災』に取り組む自治体や企業、団体と協力し、赤ちゃんにやさしいまちづくりを進めていくことを宣言し、日本の各自治体に働きかけ、現在多くの自治体からも賛同を得ています。

赤ちゃんの防災を学べる子育て講座の開催

災害はいつどのような状況で発生するかが分かりません。「どんな時間帯に、どこにいるときに発生するか」を想像してみることも災害への備えのひとつであると考え、いざというときに持ち出せるものが何か、備蓄として置いておくものなどの情報提供を、講座を通じて行っています。

避難時を想定しての体験ブース

実際に3日分の備蓄品をブースに展示し、避難所で過ごすことになった場合に普段から何を備蓄せねばならないか、中身や物量を見て理解していただいたり、赤ちゃんを抱っこした状態で避難用リュックを背負って、重さを感じていただく体験ブースを用意し、日ごろからの備えが大切であると伝えました。

  • がれき道のベビ-カー体験

  • 赤ちゃんを抱え避難用リュックを体験

  • 災害食の試食コーナー

  • 子育て講座「あかちゃんの防災を学ぼう」

これからもピジョンは、赤ちゃん向け防災用品シリーズの商品提供をするだけではなく、災害は、赤ちゃんや育児中のパパやママにとっても日頃からの備えが大切であることを伝えていくことで、いかなる環境でも赤ちゃんを守り、赤ちゃんやパパ・ママが困ることなく過ごしていけるよう、活動を続けていきます。


2024.04

関連リンク

赤ちゃん向け防災グッズの提供

あかちゃんとそなえの輪推進プロジェクト