紙製容器アップサイクルの実証実験を開始 (日本-ピジョンホームプロダクツ)

  • 9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12: つくる責任つかう責任
  • 17: パートナーシップで目標を達成しよう

2022.10.19

ピジョンホームプロダクツ株式会社(以下 ピジョンホームプロダクツ)と凸版印刷株式会社(以下 凸版印刷)は、富士市で行っている富士市 SDGs プラットフォームのプロジェクトに「紙製容器リサイクルプロジェクト」として参画しました。

本プロジェクトでは、ピジョンが販売している「赤ちゃんの洗たく用洗剤ピュア」や「ベビー全身泡ソープ」などの使用済みトイレタリー用の紙製容器を富士市内にあるピジョンホームプロダクツの工場内と同市内の保健・医療関連施設(フィランセ)に設置予定の回収ボックスで回収し、ノートや絵本などへのアップサイクルを行います。
アップサイクルとは、元の製品に新たな付加価値を持たせて別の製品として再生させることです。
アップサイクルされた製品は2023年8月に移転予定のピジョンホームプロダクツの新工場の見学来場者や富士市内のイベント来場者に配布します。

トイレタリー用の紙製容器は、牛乳パックなどの『紙パック』と同じリサイクルルートでリサイクルすることはできませんが、本プロジェクトを通じて、これらの紙製容器がアップサイクルできることを生活者に訴求するとともに、リサイクル行動の推進を図ります。また、これらの効果は回収協力者へのアンケートを通じて検証していきます。

同時に紙製容器のリサイクルに関する出張授業や、実際に紙製容器のアップサイクルを体験できる紙すき体験イベントなどを開催し、紙資源が資源循環される仕組みを説明することで、生活者に対してリサイクル活動の啓発を図ります。

本プロジェクトにおける2社の役割

ピジョンホームプロダクツ 凸版印刷
環境教育の実施、容器回収など 容器製造、環境教育サポート、再商品化など
  • プロジェクトメンバー(ピジョンホームプロダクツ)


私たちは、「明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残す」 ため、今後も環境への取り組みを推進してまいります。