Pigeon Green Action Plan

明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残すための活動計画として2022年に「Pigeon Green Action Plan」を策定しました。
ピジョングループが事業活動を行ううえで特に関連性が高い気候変動問題、プラスチック問題、生物多様性毀損の解決にフォーカスし、「脱炭素社会」、「循環型社会」そして「自然共生社会」の実現を目指した中長期的な目標を設定し、ピジョングループ全体で目標達成に向けた取り組みを推進しています。
2026年、社会課題への取り組みの実効性をより高め、着実な進捗を図るため、Pigeon Green Action Planに新たな個別目標を拡充・更新しました。

脱炭素社会の実現

ピジョングループの2030年GHG排出量削減目標が科学的な根拠に基づいたSBT(science-based targets)目標としてSBTi※に認定されました。

※ SBTi(Science Based Targets initiative)は、CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4つの機関が共同で運営し、パリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進しています。

SBTiより認定されたピジョングループのGHG排出量削減目標

2030年 Scope1&2※1 GHG排出量70%削減(2018年度比総量目標)
Scope3 Category1&12※2 GHG排出量25%削減(2021年度比総量目標)

※1 Scope1は自社での燃料使用等による温室効果ガスの直接排出、Scope2は購入した電力・熱による温室効果ガスの間接排出を指します。
※2 Scope3 はScope1、Scope2以外の間接排出を指し、Category1は購入した製品やサービスに関連する排出、Category12は販売した製品の廃棄に関連する排出のことです。

2030年までにピジョングループ全体のScope1&2 GHG排出量70%削減(2018年比)を目指し、ソーラーパネルの設置や再生可能エネルギー(電力)の購入、設備の省エネルギー化やLED導入による節電を進めています。また、ピジョングループ全体のScope3GHG排出量のうち、特に排出量の多いCategory1およびCategory12の排出量において、2030年までに25%削減(2021年比)を目指します。


ピジョングループは、2050年までにScope1&2GHG排出量ネットゼロに向けて取り組みを推進します。

循環型社会の実現

パッケージの持続可能性

世界のプラスチック生産量は増加しており、ピジョングループが販売している商品パッケージの多くもプラスチックを使用しています。
ピジョングループは、持続可能な社会の実現に向け、未来の育児環境、地球環境に十分に配慮した「循環型ものづくり」を推進しています。
この取り組みを加速させるため、2030年までの商品パッケージにおける植物由来の素材または再生素材の使用比率目標を50%から60%(重量比)に上方修正しました。さらに全ての商品のパッケージをリユース/リサイクルまたはコンポスト(堆肥化)可能な設計にします。

2030年目標

植物由来または再生素材を使用したパッケージ60%(重量比)
リユース/リサイクル/コンポスト可能なパッケージ100%

工場における環境負荷低減

「循環型ものづくり」を推進することで、製品を生み出す過程で発生する廃棄物を最小限に抑え、資源を最大限に活用することは、未来によりよい地球を引き継ぐための私たちの使命です。製造工程における廃棄物の発生を抑制するとともに、高いリユース・リサイクル率を維持します。同時に、水はあらゆる生命の源であり、清潔で安全な育児環境を支えるために欠かせない極めて重要な資源です。ピジョングループは、赤ちゃんが健やかに成長できる未来を守るため、廃棄物の発生抑制や水使用量の削減に取り組んでまいります。限りある地球の資源を守り、持続可能な社会を形成することで、明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残していきます。

2030年目標

廃棄物の抑制:リユース・リサイクル率95%以上の維持
製造工場における水使用量削減:売上原単位で毎年1%削減

自然共生社会の実現

パーム油の調達

世界の森林面積は違法伐採などにより、急速に減少しています。森林破壊は、生物の住処を奪うだけではなく、水や土壌の劣化による災害や、気候変動にも大きな影響を与えます。ピジョングループが製造、販売しているスキンケアや洗たく、洗浄消毒商品の原料の一部は、アブラヤシのパーム油、パーム核油から製造された成分を含んでいます。
アブラヤシ製品の持続可能な使用を進めるため、2020年12月に、熱帯雨林や生物多様性の保全など「持続可能なパーム油」の生産と利用促進を目的とした非営利団体である「RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil: 持続可能なパーム油のための円卓会議)」に正会員として加盟しました。
ピジョングループでは自社で生産しているスキンケアや洗たく、洗浄消毒商品においてRSPO認証パーム油の使用を推進しています。また、自社生産のために調達する原材料(パーム油・パーム核油およびそれらの誘導物)において、搾油工場までのトレーサビリティを確認し、責任あるパーム油派生品※1の調達に取り組みます。

2030年目標

自社生産のスキンケア/洗たく/洗浄消毒商品におけるRSPO認証パーム油の使用率:100%(B&C方式※2を含む)
自社生産のために調達する原材料「パーム油・パーム核油およびそれらの誘導物」のトレーサビリティ確認:100%

※1 パーム油派生品:パーム油あるいはパーム核油から製造された成分を原料として使用している製品を指します。

※2 B&C(ブックアンドクレーム)方式:RSPOにより認証された生産者が認証パーム(核)油の生産量に基づいて発行した認証クレジットを、最終利用者が購入することで、認証された持続可能なパーム(核)油の生産を支持する仕組み


紙・パルプの調達

自然共生社会の実現のため、ピジョングループは適切に管理された森林からの木材を原材料とした森林認証紙および再生紙の利用を推進しています。持続可能な調達に対する社会的な要請の高まりを受けて、パッケージだけでなくドライ製品※3についても認証紙・認証パルプの使用を推進し、トレーサビリティを確認します。原材料調達における透明性と持続可能性を追求することで生物多様性を育む自然環境を守り、お客様に安心してお選びいただける製品を提供します。

2030年目標

パッケージにおける持続可能な紙の使用率:100%
ドライ製品※3に使用する認証紙・認証パルプの比率:100%
ドライ製品※3に使用する紙・パルプの調達トレーサビリティ確認:100%

※3 ドライ製品はドライ製品(母乳パッド等)のパルプ・ティッシュ・剥離紙が対象