Pigeon Green Action Plan

環境負荷軽減

明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残すため「Pigeon Green Action Plan」を策定しました。
ピジョングループが事業活動を行ううえで特に関連性が高い気候変動問題、プラスチック問題、生物多様性毀損の解決にフォーカスし、
「脱炭素社会」「循環型社会」そして「自然共生社会」の実現を目指した中長期的な目標を設定し、
環境負荷軽減のための取り組みを推進します。

Pigeon Green Action Plan 明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残す ・脱炭素社会の実現 ・循環型社会の実現 ・自然共生社会の実現

脱炭素社会の実現

ピジョングループは、2050年までにScope1&2温室効果ガス排出量をネットゼロにします。
その通過点として、2030年までにピジョングループ全体のScope1&2温室効果ガス排出量50%削減(2018年比)を目指し、
ソーラーパネルの設置や再生可能エネルギー(電力)の購入、設備の省エネルギー化やLED導入による節電を進めています。
また、ピジョングループ全体のScope3温室効果ガス排出量も2021年実績から算定を開始しており、
今後はSBT認定基準に準拠した削減目標を設定し、取り組みを推進します。

中期目標

2050年 Scope1&2 GHG排出量ネットゼロ
2030年 Scope1&2 GHG排出量50%削減(2018年度比総量目標)
Scope3 GHG排出量削減(SBT認定基準に準拠した目標設定)

循環型社会の実現

世界のプラスチック生産量は増加しており、ピジョングループが販売している商品パッケージの多くもプラスチックを使用しています。
商品を作って終わりにせず、持続可能な社会を実現するため、循環型ものづくりを推進し、
2030年までに商品パッケージにおける植物由来の素材または再生素材の使用比率を50%(重量比)にします。
さらに全ての商品のパッケージをリユース/リサイクルまたはコンポスト(堆肥化)可能な設計にします。

中期目標

2030年 植物由来または再生素材を使用したパッケージ50%(重量比)
2030年 リユース/リサイクル/コンポスト可能なパッケージ100%

自然共生社会の実現

世界の森林面積は違法伐採などにより、急速に減少しています。
森林破壊は、生物の住処を奪うだけではなく、水や土壌の劣化による災害や、気候変動にも大きな影響を与えます。
ピジョングループは適切に管理された森林からの木材を原材料とした森林認証紙および再生紙の利用を推進します。
またピジョングループが製造、販売しているスキンケアや洗たく、洗浄消毒商品の原料の一部は、アブラヤシのパーム油、
パーム核油から製造された成分を含んでいます。
アブラヤシ製品の持続可能な使用を進めるため、2020年12月に、熱帯雨林や生物多様性の保全など「持続可能なパーム油」の生産と利用促進を目的とした非営利団体である「RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil: 持続可能なパーム油のための円卓会議)」に正会員として加盟しました。
ピジョングループが生産しているスキンケア/洗たく/洗浄消毒商品においてRSPO認証パーム油の使用を推進します。

中期目標

2030年 パッケージにおける持続可能な紙の使用率100%
2030年 自社生産のスキンケア/洗たく/洗浄消毒商品におけるRSPO認証パーム油の使用率100%(B&C方式を含む)

B&C(ブックアンドクレーム)方式:RSPOにより認証された生産者が認証パーム(核)油の生産量に基づいて発行した認証クレジットを、最終利用者が購入することで、認証された持続可能なパーム(核)油の生産を支持する仕組み