トップメッセージ

この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために

ピジョン株式会社 代表取締役社長の北澤憲政です。
ピジョングループは、「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を存在意義として事業を展開しております。

コロナ禍によって世界は大きく変わりました。人々の生活様式や価値観の変化はもちろん、人々の将来に対する不安が増大し、世界各地で一時的な出生数の急減が見られました。また、赤ちゃんやそのご家族を取り巻く子育て環境も大きく変化したことで、育児用品に対するニーズや購買行動も急速に変化しています。

そのような変化の激しい環境においても、持続的に成長する企業であり続けるため、私たちピジョングループは、社員の心と行動の拠り所であり、すべての活動の基本となる「Pigeon Way」をさらに進化させると同時に、存在意義で掲げる「赤ちゃんにやさしい場所」を具体的に描いた「赤ちゃんにやさしい未来像」を新たに策定するなど、ピジョングループの社員一人ひとりが、存在意義をしっかりと見据え、その実現に向けた活動を推進できる体制を構築しています。

また、存在意義の実現に向け、当社グループが取り組むべきことを「重要課題(マテリアリティ)」として策定し、環境問題への対応のほか、専門的なサポートが必要な赤ちゃん向けの商品の開発・普及や母乳バンクの活動支援など、当社グループならではの視点で、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目指しております。

そして2023年1月から、サステナブルな成長力の強化をテーマとした第8次中期経営計画(2023年12月期~2025年12月期)がスタートしています。前回の第7次中期経営計画より深化させた3つの方針(ブランド戦略、商品戦略、地域戦略)に基づき、当社の主力商品である哺乳器やスキンケア商品など既存事業領域での持続的な成長に加え、自社の知見が活用できる新たな成長領域の探索や育成にも注力することで、事業構造の再構築を積極的に進めていきます。

私たちは、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために、事業活動を行うすべての国・地域において、赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題を解決するとともに、赤ちゃん一人ひとりが持つ好奇心と成長する力を尊重し、多様な価値が共鳴し合う、自由で喜びにあふれた未来を創造していきます。


代表取締役社長 北澤憲政