気候変動への対応

考え方

私たちは、赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために存在します。
同時に、事業活動を行うすべての国・地域において、環境負荷を減らし、赤ちゃんとお母さんを取り巻く社会課題の解決をすることで、企業として持続的な成長を目指します。特に気候変動については、喫緊の課題として認識し、第7次中期経営計画の中でサステナビリティ経営における重点課題の1つに特定し、取組を推進しています。

CO2排出量削減目標と実績

2022年目標
CO2排出量(スコープ 1 & 2)原単位を
10%削減(2018年度比)
2020年実績
3.7%削減(2018年度比)

ピジョングループのCO2排出量(スコープ 1&2)実績

2020年度のピジョングループのCO2排出量の実績は、スコープ1,2の合計で24,922 t-CO2と、基準年に対して2,344 t-CO2 (8.6%)を削減しました。

単位:t-CO2

事業 19/1月期
CO2排出量(基準年)
19/12月期 20/12月期
CO2排出量 削減量(対基準年) CO2排出量 削減量(対基準年)
グループ全体合計 27,266 25,785 -1,481 24,922 -2,344
   日本事業 5,881 5,301 -580 4,890 -991
   中国事業 9,974 8,859 -1,116 8,902 -1,072
   シンガポール事業 10,629 10,516 -112 10,546 -82
   ランシノ事業 782 1,109 327 584 -198

ランシノグループの温室効果ガス排出量の削減長期目標

気候変動対策については、バリューチェーン全体で取り組むことが重要だと認識しています。スコープ3についても適切な対応をとるため、先行して算出可能なランシノグループから、具体的な削減目標を設定しています。
この目標は、地球温暖化を産業革命前の気温と比べて1.5度未満に維持するために必要な水準として設定し、パリ協定が定める目標に科学的に整合する温室効果ガスの削減目標としてSBTi(Science Based Target Initiative)の認定を得ています。

  • ランシノグループ 温室効果ガス排出量 削除目標スコープ1&2 2030までに46%削減 基準年2019 ランシノグループ 温室効果ガス排出量 削除目標スコープ3 2030までに69%削減 (原単位)基準年2019

ランシノグループの温室効果ガス排出量(スコープ1,2,3)実績

  19/12月期

20/12月期

t-CO2e 比率 t-CO2e 比率
スコープ 1 合計 149

1%

100 0%
スコープ 2 合計 1,153 6% 338 2%
スコープ 3 合計 19,005 94% 21,816 98%
 購入した製品・サービス 12,705 63% 14,647 66%
 資本財 353

2%

342 2%
 輸送、配送(上流) 958

5%

1,256 6%
 事業から出る廃棄物

5

0% 6 0%
 出張

577

3% 92

0%

 雇用者の通勤 319 2% 211 1%
 輸送、配送(下流) 2,244 11% 3,310 15%
 販売した製品の使用

101

0% 108 0%
 販売した製品の廃棄 1,743 9% 1,843 8%
スコープ 1, 2 & 3 合計 20,306 100% 22,255 100%

CO2排出量削減に向けた取り組み実績

再生可能エネルギーの活用推進

ピジョングループでは、再生可能エネルギーの活用を推進し、温室効果ガス排出の削減に取り組んでいます。2020年の再生可能エネルギーの活用量は、グループ全体の電気使用量の4.8%を占め、1,200トン相当のCO2排出量の削減に貢献しています。

2021年8月1日より本社(東京都中央区)にて、再生可能エネルギーの使用を開始致しました。ピジョングループにおける。100%再生可能エネルギーを使用した初めての事業所となり、CO2削減量は年間約252トンとなります。

太陽光発電設備の導入は、2019年5月に中国に所在する2つの生産拠点(PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO., LTD, PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO., LTD)から開始し、同年10月にはインドの生産拠点(PIGEON INDIA PVT.LTD.)、2020年9月にはインドネシアの生産拠点(PT PIGEON INDONESIA )への設備導入を行いました。2021年1月にはタイの生産拠点(THAI PIGEON CO., LTD.)にも導入を完了しました。
また国内の2つの生産拠点(ピジョンマニュファクチャリング兵庫㈱、ピジョンマニュファクチャリング㈱)では、2020年度より水力発電電源の利用も開始しています。
今後も国内外の拠点で再生可能エネルギーの活用を拡大し、温室効果ガス排出量の削減を推進していきます。

  • PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO., LTD.

  • PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO., LTD

  • PIGEON INDIA PVT. LTD.

  • PT PIGEON INDONESIA

  • THAI PIGEON CO., LTD.

  20/12月期
利用量(千kwh) グループ全体の電気使用量における割合(%) CO2削減効果(t-CO2)
再生エネルギー利用量合計 1,863 4.8% 1,203
   内、ソーラー発電利用量合計 1,164 3.0% 946
      PIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO., LTD. 774 2.0% 623
      PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO., LTD. 162 0.4% 130
     PIGEON INDIA PVT. LTD 217 0.6% 184
      PT PIGEON INDONESIA 12 0.0% 8
   内、水力発電利用量合計 699 1.8% 257
      ピジョンマニュファクチャリング兵庫㈱ 500 1.3% 167
      ピジョンマニュファクチャリング茨城㈱ 199 0.5% 90

その他の活動

  • 重油発電設備の使用中止
    温室効果ガス排出量の削減のため、2020年度に重油を使用した自家発電設備を活用を中止。(ピジョンマニュファクチャリング兵庫㈱)
  • 資材搬入トラック・コンテナ数の削減
    資材搬入時の1台のコンテナ当たりの積載効率を高め、搬入トラックの便数を削減。(ピジョンマニュファクチャリング茨城㈱)
  • LED照明活用による省エネルギー化
    LED照明への切り替えを進め、事業所内でも電力消費量の削減を推進しています。(中央研究所、ピジョンマニュファクチャリング茨城㈱)

更なる取り組みの強化

地球全体の喫緊の課題となる気候変動への対応について、より強力に推進するため、全事業範囲におけるサプライチェーン全体での排出量の把握、気候変動リスク分析、長期的な目標設定についても社内での検討・準備を進めています。