サステナビリティ 委員長メッセージ

明日生まれる赤ちゃんの未来も見据え
サステナビリティの取り組みを推進していく

ピジョングループ(以下、当社グループ)のESG経営を、中長期的な視点でさらに深耕するため、2020年12月サステナビリティ委員会を設立し、私(グローバルヘッドオフィス責任者)が委員長を務め、各事業を牽引する事業本部長(日本・中国・シンガポール・ランシノ)と経営戦略本部長を委員として、当社グループに係わるサステナビリティ課題(社会・環境)に関する方針や長期目標を定め取り組みを進めております。

赤ちゃんをいつも真に見つめ続け事業を推進する当社グループは、妊娠・出産・育児のお困りごとの解決はもちろん、明日生まれる赤ちゃんの未来を考え、地球環境や社会課題の解決に貢献しながら、企業として持続的な成長をしていくことを目指しています。

そのような想いのもと、サステナビリティ委員会では、 重要課題(マテリアリティ)の設定と見直しに加え、赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残すために、当社グループで取り組むべき課題が何かを議論し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指す、中長期環境目標「Pigeon Green Action Plan」を2022年12月に策定しました。

2023年及び2024年に開催されたサステナビリティ委員会では、この「Pigeon Green Action Plan」の進捗を確認するとともに、国連グローバル・コンパクトの署名、人権方針の策定、人権尊重に係わる取り組みの深化など議論いたしました。

一方で、新たな商品・サービス、社会課題解決につながる取り組みも、実施するのは「人」であるからこそ、社内やサプライチェーン全体での理解・共感が重要だと再認識しています。今後は環境課題に対する取り組みに加え、人権デュー・ディリジェンスを通じた課題の抽出・対処、従業員エンゲージメントの向上にも注力いたします。存在意義である「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」の実現のために、サステナビリティ委員会メンバーがグループ全社を牽引し、取り組みを進めてまいります。

サステナビリティ委員会 委員長 板倉 正