ピジョングループの重要課題(マテリアリティ)
ピジョングループは、私たちの存在意義である「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を実現するため、中長期的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を以下の通り特定し、事業活動を行っています。
重要課題(マテリアリティ)一覧
- 重要課題(マテリアリティ)
- 目指すべき姿
- 個別課題
- SDGs貢献
事業競争力向上とビジネス強靭化
関連SDGs
-
- 目指すべき姿「創って」「作って」「届ける」を叶える「強靭な体制」を構築し、中長期にわたり企業価値を拡大し、なくてはならない会社となる
- 個別課題
・赤ちゃんの授乳支援
・赤ちゃんの健やかな肌づくり支援
・新ビジネス創造
・お客様の期待を超える商品上市
・強靭な商品供給体制の構築
環境負荷軽減
関連SDGs
-
- 目指すべき姿明日生まれる赤ちゃんの未来に豊かな地球を残すため、脱炭素・循環型・自然共生社会を目指した「Pigeon Green Action Plan」の実行
- 個別課題
・温室効果ガス排出量削減(Scope 1・2・3)
・循環型ものづくり
・持続可能な資源(紙・パーム油)の使用
社会課題への貢献
関連SDGs
-
- 目指すべき姿赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題の解決に貢献
- 個別課題
・支援が必要な赤ちゃんへの新商品・サービス
・病産院向け商品の使用拡大
・責任ある調達の推進
・コミュニティへの参画・支援
存在意義実現のための人材・組織風土
関連SDGs
-
- 目指すべき姿「Pigeon Way」や「存在意義」に共感し、会社、組織、仕事に対して「誇り」と「自発的な貢献意欲」を持ち、多様な人材が自分らしく挑戦し成長できる組織風土を醸成
- 個別課題
・自己実現と成長できる働きがいのある会社
・挑戦できる組織風土
・人材への投資拡大
・ダイバーシティ&インクルージョン推進
強固な経営基盤の構築
関連SDGs
-
- 目指すべき姿中長期的な企業価値向上のためのGHO /4SBU体制の強化と積極果敢に挑戦できるコーポレート・ガバナンス体制の充実
- 個別課題
・グループガバナンス強化
・コンプライアンス強化
・リスクマネジメント強化
・ステークホルダーとの対話
重要課題(マテリアリティ)・個別課題の取り組み進捗状況
マテリアリティの特定・見直しのプロセス
ピジョングループは、2022年12月に、昨今の社会環境の大きな変化を踏まえ、価値創出の基盤をつくり、経済価値・社会価値の創出を両立するビジネスに転換し、ピジョンの「存在意義」を実現するための重要課題(マテリアリティ)を再特定しました。
STEP1:課題の抽出
1.社会課題の抽出
ISO26000、GRIスタンダード、SDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な基準・ガイドラインおよび主要ESG評価機関の評価項目を踏まえて、社会課題を抽出しました。
2.経営層が認識している課題の抽出
2018年10月、取締役8名に対し、以下の事項について、ヒアリングを実施し、経営層が認識している課題を抽出しました。
- 経営全般に関する事項
・当社の置かれている事業環境とその見通し
・現状の業績及びその変動状況と、その要因
・基本的な経営方針(強化すべき領域とその背景)
・中長期的な未来のありたい姿(中長期ビジョン)
・当社の本質的な強み(競争力の源泉となる強み)と弱みについての認識
- ESG/SDGsに関する事項
・現状のESG/SDGs取り組み(CSV含)に関する評価・課題認識
・当社のESG/SDGs取り組みのあるべき方向性・姿
・あるべき方向性、姿へ到達するために想定される主なハードル
STEP2:課題整理・重要度の確認
社会環境や事業環境、リスクと機会の検討、バリューチェーンでの課題整理などを行い、サステナビリティ委員会およびガバナンス委員会にて、中長期的に取り組むべき課題について議論を重ねました。持続可能な社会の構築における重要性、および当社の企業価値向上につながる事業における重要性から、重要課題を選定しました。
STEP3:重要課題(マテリアリティ)の決定
取締役会において、最終審議を行い、重要課題(マテリアリティ)を決定し、中期経営計画へ反映しました。