災害から赤ちゃんを守るための活動(日本-ピジョン)

  • 社会課題への貢献
  • 3: すべての人に健康と福祉を
  • 11: 住み続けられるまちづくりを
  • 17: パートナーシップで目標を達成しよう

2023.07.07

ピジョン株式会社(以下、ピジョン)は、どんなときも赤ちゃんを守り、赤ちゃんにやさしい場所をつくり続けるために「あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト」に取り組んでいます。多数の自治体の皆様にプロジェクトへのご共感・ご賛同をいただき、自治体の皆様とともに赤ちゃんを災害から守るための活動を実施しています。

「あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト」の賛同自治体の一つ、山梨県大月市との取り組みを紹介します。ピジョンと大月市は、子育てと防災のさらなる拡充および赤ちゃんにやさしいまちづくりを目指し、これまでに複数の活動に取り組んできました。

大月市の小林市長に、賛同の理由を伺いました。
「私自身も子供が小さな頃はピジョンの製品を随分と使っていましたが、ピジョンは子育て世代の声に耳を傾け、絶大な信頼を得ています。ですから、プロジェクトの存在を知ったときには、賛同することで本当に必要な備えや取り組みについて知見を得たいと考えました。」

赤ちゃんの防災を周知する活動

2022年6月、大月市の広報誌である『広報おおつき』にピジョンが監修した赤ちゃんのための防災グッズリストを含む特集を掲載しました。

掲載の成果について、小林市長は「防災は自助・共助・公助の三段構えが理想的です。広報誌での周知は、自助への気づきを促したと認識しています」とお話されています。

広がる共助の輪

ピジョンとのこのような活動をきっかけに、大月市は、2022年12月、大月市内で幼保連携型認定こども園『令和にこにこ園』を運営する社会福祉法人多幸福祉会、甲信地域でドラッグストアなどを展開する株式会社クスリのサンロードと災害時の協定を締結し、締結式を開催しました。協定では、赤ちゃんとご家族をはじめとした要配慮者の避難所での受け入れや物資の優先供給について合意がなされています。

締結式に際し、ピジョンでは、普段から使える赤ちゃんのための防災グッズ『sonaetta (ソナエッタ)』シリーズの「災害用授乳カップ」と「抗菌・抗ウイルス機能付きコンパクトベッド」を寄贈しました。商品は、大月市内5つの保育所、保育園、認定こども園に分散して保管されています。

       「災害用授乳カップ」          「抗菌・抗ウイルス機能付きコンパクトベッド」          

   

私たちピジョンは、今後も大月市をはじめプロジェクトにご賛同をいただいた自治体の皆様とともに、赤ちゃんとご家族を守るための防災対策の拡充に向けて、活動を強化してまいります。 

   

あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト