役目を終えた哺乳器を活用したネームタグの作成(シンガポール)

  • 環境負荷軽減
  • 12: つくる責任つかう責任
  • 17: パートナーシップで目標を達成しよう

2024.08.26

PIGEON SINGAPORE PTE. LTD.(以下、PS)は、2019年から使用済みのプラスチック哺乳器の回収を行っています。この活動は、ご家庭で使わなくなった哺乳器を別の形に生まれ変わらせることで、明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残したいという想いから始まりました。2023年からはプラスチックの循環やアップサイクルの方法について、お客様に理解を深めていただくため、プラスチックのリサイクル教育を行うNPO法人プラスティファイと協力して赤ちゃんのネームタグにアップサイクル※する取り組みを始めています。ネームタグは回収した使用済み哺乳器のボトル、キャップ、フードを利用して作られています。

※アップサイクル:元の製品に新たな付加価値を持たせて別の製品として再生させること

ネームタグ作成の方法

まずは回収した哺乳器を洗浄し、破砕することでプラスチックペレットを作成します。その後、ペレットを溶かして鋳型に注入し、体重をかけて圧縮することでネームタグが完成します。これらの作業を参加者が手作業で行うことで、哺乳器がネームタグに生まれ変わる過程を体感することができます。PSではプラスチックの循環について参加者に体感してもらうため、社内や社外でのワークショップ・イベントを開催しています。

  • (写真提供:Plastify)

ベビーフェアでの加工体験とプレゼント提供

2024年4月に行われたベビーフェアでは、お客様向けにネームタグの作成体験を行い、3日間で250個のネームタグを提供しました。

  • (写真提供:Plastify)

このイベントの様子を含む哺乳器リサイクルの取り組みは、SNSでも公開しています。

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わたしたちは、明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残すため、これからも哺乳器の回収とリサイクル活動に取り組みます。