モーダルシフト推進による環境負荷軽減とドライバーの時間外労働規制対応(日本 - ピジョン)
2025.09.05
ピジョン株式会社では、明日生まれる赤ちゃんの未来にも豊かな地球を残すため、中長期環境目標「Pigeon Green Action Plan」を策定し、環境負荷軽減に取り組んでいます。
その一環として、物流におけるモーダルシフトを推進し、二酸化炭素排出量の削減とドライバーの労働時間削減を実現しました。
モーダルシフトとは
貨物輸送の手段を、環境負荷の大きい自動車(トラック)から、環境負荷の小さい鉄道や船舶に転換することです。
具体的な取り組み
これまで、常陸太田物流センター(茨城県常陸太田市)から西日本物流センター(兵庫県神崎郡神河町)、および西日本物流センター(兵庫県神崎郡神河町)から東日本物流センター(埼玉県川島町)への拠点間輸送は、主にトレーラー車両に依存していました。そこで、2024年より輸送手段の最適化を図り、対象輸送の30%を鉄道輸送にシフトする「複線輸送化」を導入しました。
成果
モーダルシフトの推進により、2024年8月から2025年3月までの活動を通じて、二酸化炭素排出量をトレーラー輸送に比べ約73%削減し、73.7トンのCO2排出量削減を達成しました。同時に、ドライバーの運行時間を約81%削減し、2,134時間の短縮にも繋がるなど、労働環境の改善に貢献しています。
この取り組みは、認定事業として国からの補助金交付も受けています。
認定証と認定マーク
わたしたちは、これからも環境に配慮した事業活動を推進し、持続可能な社会の実現に向けて取り組みを進めてまいります。