グループガバナンス強化
ピジョングループ(以下、当社グループ)は、ピジョン株式会社(以下、当社)および連結子会社の計26社で構成されており、グループ全社を統括するグローバルヘッドオフィス(以下、GHO)及び、事業セグメントである日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業の4つで事業を運営しております。
当社グループの中長期での成長と収益性の向上を目指し、グループ経営における『攻め』と『守り』両面でいかにガバナンスを働かせるか、事業ポートフォリオをどのように最適化し、実効性のあるグループガバナンスをどのように実行するか、これらが当社グループにおける重要課題と考え「グループガバナンス強化」を個別課題としております。
ピジョングループの企業理念
当社グループは、Pigeon DNA・Pigeon Way、そして存在意義をグループ共通の企業理念とし、グループ全従業員が理解し、すべての活動の基本となる考え方として尊重することが重要と考え、浸透の取組みを継続的に実施しています。
グループガバナンス強化に向けた考え方
当社は、株主として信頼関係に基づく積極的な対話を通じてグループ各社の取締役会等における重要な意思決定に関与するとともに、当社を含む各事業、グループ各社の連携を推進します。
また、当社は、PigeonDNA・PigeonWayをグループ内で共有し実践すること、GHO主導のもと、事業環境の変化やサステナビリティに関する要件に迅速・適切に対応するとともに、当社グループの事業ポートフォリオをより確固たるものに進化させ、企業価値の最大化を図ります。
内部統制
当社では、健全かつ効率的に組織を運営するために、会社法および会社法施行規則に基づき、内部統制システムの構築に関する基本方針を決定しており、この方針を基に内部統制システムを当社グループ全体を対象として整備し、運用しています。
リスクマネジメント
当社では、リスクマネジメント規程に基づき、代表取締役社長の下に、GHO担当取締役を委員長とするGHOリスクマネジメント委員会を設置し、また、GHOリスクマネジメント委員会の下に、各事業セグメント(日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業)の統括責任者を委員長とするリスクマネジメント委員会を設置しています。これにより、グループ全体に関わるリスク情報の集約・必要なコントロールおよび事業セグメントごとの迅速な対応が可能な体制としています。