リスクマネジメント

強固な経営基盤の構築

リスクマネジメント

当社はリスクマネジメント規程を策定し、ピジョングループのリスクマネジメント対応を体系的に定め、実効性のあるリスクマネジメントに取り組んでいます。

リスクマネジメント体制

リスクマネジメント規程に基づき、代表取締役社長の下に、GHO担当取締役を委員長とするGHOリスクマネジメント委員会を設置し、また、GHOリスクマネジメント委員会の下に、事業セグメントごとに、各事業セグメント(日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業)の統括責任者を委員長とするリスクマネジメント委員会を設置しています。これにより、グループ全体に関わるリスク情報の集約・必要なコントロールおよび事業セグメントごとの迅速な対応が可能な体制としています。当社のリスクマネジメント活動については、適宜GHOリスクマネジメント委員会から取締役会に報告しています。

リスクマネジメント体制図

リスクマネジメント活動

GHOリスクマネジメント委員会は、各事業セグメントから集約したリスク情報を中核とする当社グループ全体のリスク情報を網羅的に収集、分析・評価し、自らまたは事業セグメントを通じて、対応策を検討・実施しています。特に重点リスクについては、GHOリスクマネジメント委員会が指名したリスク主管部門が中心となって、当社グループ横断で情報集約および施策の検討・実施を行っています。
各事業セグメントにおけるリスクマネジメント委員会は、各々の事業セグメントに係るリスク情報を、同セグメント内のグループ会社に係るリスク情報も含め収集、分析・評価し、対応策を検討・実施しています。また、ピジョングループ全社のリスク管理を行うため、毎年リスクアセスメントでリスクの見直しを実施しながら、リスクの低減、重大リスクの発生防止に努めています。

大規模災害等の当社グループに対する危機が生じた場合には、リスクマネジメント規程または事業継続計画(BCP)に基づき速やかにリス クマネジメント委員会を開催し、損失の極小化および復旧に向けて対応します。重大なリスクやインシデントが発生した場合は、その内容および対応結果等について、適宜GHOリスクマネジメント委員会から取締役会に報告しています。

GHOリスクマネジメント委員会メンバー

委員長:板倉 正(取締役専務執行役員、グローバルヘッドオフィス責任者)
委員 :Kevin Vyse-Peacock(取締役上席執行役員、ランシノ事業本部長 兼 LANSINOH LABORATORIES, INC. 代表取締役社長)
仲田 祐介(上級執行役員、シンガポール事業本部長 兼 PIGEON SINGAPORE PTE.LTD. 代表取締役社長)
山口 善三(上級執行役員、日本事業統括責任者 兼 ベビーケア事業本部長)
周 剣峰(ピジョン中国区総裁 兼 中国事業本部本部長、ピジョン管理(上海)有限公司董事長)
田窪 伸郎(執行役員、経営戦略本部長)
リスク主管部門:経理財務本部
SCM本部
法務部
情報システム部
お客様相談室
経営戦略本部

GHOリスクマネジメント委員会がモニタリングする重点リスク

・コンプライアンスリスク

・財務リスク

・情報セキュリティリスク

・SCM(サプライチェーンマネジメ ント)リスク

・顧客苦情リスク

・人権リスク

その他、当社グループが認識する事業等のリスク

リスクマネジメントの方法

PDCAサイクルを構築し、一年を通じて活動しています。

GHOリスクマネジメント委員会活動

開催回数 年2回
取締役会報告 年1回
活動内容 ・当社グループのリスク、インシデント情報の共有
・重点リスクの施策立案、進捗管理
・グループ会社のリスクアセスメントの実施計画、リスク対策の報告

GHOリスクマネジメント委員会開催状況

第6回 2024年 2月26日