重要課題(マテリアリティ)特定プロセス

ピジョングループは2019年4月、事業活動を通して持続可能な社会の発展に貢献し、企業価値の向上を実現するために、当社が解決しなければならない重要課題(マテリアリティ)を特定しました。2022年12月に、昨今の社会環境の大きな変化を踏まえ、価値創出の基盤をつくり、経済価値・社会価値の創出を両立するビジネスに転換し、ピジョンの「存在意義」を実現するために、重要課題(マテリアリティ)を再設定しました。

STEP1:課題の抽出

1.社会課題の抽出

ISO26000、GRIスタンダード、SDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な基準・ガイドラインおよび主要ESG評価機関の評価項目を踏まえて、社会課題を抽出しました。

2.経営層が認識している課題の抽出

2018年10月、取締役8名に対し、以下の事項について、ヒアリングを実施し、経営層が認識している課題を抽出しました。
- 経営全般に関する事項
  ・当社の置かれている事業環境とその見通し
  ・現状の業績及びその変動状況と、その要因
  ・基本的な経営方針(強化すべき領域とその背景)
  ・中長期的な未来のありたい姿(中長期ビジョン)
  ・当社の本質的な強み(競争力の源泉となる強み)と弱みについての認識
- ESG/SDGsに関する事項
  ・現状のESG/SDGs取り組み(CSV含)に関する評価・課題認識
  ・当社のESG/SDGs取り組みのあるべき方向性・姿
  ・あるべき方向性、姿へ到達するために想定される主なハードル

STEP2:課題整理・重要度の確認

社会環境や事業環境、リスクと機会の検討、バリューチェーンでの課題整理などを行い、サステナビリティ委員会およびガバナンス委員会にて、中長期的に取り組むべき課題について議論を重ねました。持続可能な社会の構築における重要性、および当社の企業価値向上につながる事業における重要性から、重要課題を選定しました。

STEP3:重要課題(マテリアリティ)の特定

取締役会において、最終審議を行い、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。
特定した重要課題(マテリアリティ)を、中期経営計画へ反映しました。