ピジョングループでは、地域社会の皆様方との良好なコミュニケーションを通じて、信頼感を醸成し共存共栄を実現してきました。
社会貢献活動
最新の活動は、「わたしたちの活動」をご覧ください。
ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン
ピジョンでは、1986年から「ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」を、長年にわたり実施しています。赤ちゃんを育てること(育児)と木を育てること(育樹)はどちらも同じ思いであるという意味を込め、“育児と育樹、心はひとつ”をスローガンに、その年に生まれた赤ちゃんの誕生を記念して、茨城県常陸大宮市の国有林および社有地である「ピジョン美和の森」に植樹をしてきました。今までで当キャンペーンにご応募いただいた赤ちゃんは延べ220,000人以上、植えた苗木は累計157,500本になります。2007年には、このピジョン美和の森にログハウス「すくすくハウス」を建設し、いつでも訪問いただけるようになっており、応募者の赤ちゃんの名前を載せた植樹者名簿、応募したママ・パパから赤ちゃんへのメッセージ集など、自由にご覧いただいて誕生当時を振り返られるようになっています。また、この取り組みにより、林野庁が主催する「森林×脱炭素チャレンジ2022」の【森林の有する公益的機能発揮への貢献】部門において、「優秀賞(林野庁長官賞)」を受賞しました。今後も、親子の一生の思い出づくりをお手伝いしていきます。
-
すくすくハウス
赤ちゃんの防災に関する地域社会との協働プロジェクト
当社では、「赤ちゃんの防災」に関する社会への定着化を目指し、新たに「あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト」の宣言を行い、賛同頂ける自治体や企業と協働した活動を始めています。
その一環として、8自治体を対象に、社会における赤ちゃんの防災の重要性と備蓄の意識付け促進を目的として、水が十分に使えない災害時にも使用可能な「災害用授乳カップ」、避難先でもあかちゃんの場所を確保し、持ち運びが簡単な「抗菌・抗ウイルス機能付き コンパクトベッド」等の『sonaetta(ソナエッタ)』シリーズの無償提供を実施しました。
配布対象自治体:8自治体
鎌倉市(神奈川県)、大月市(山梨県)、茨木市(大阪府)、三木市(兵庫県)、生駒市(奈良県)、三宅町(奈良県)、熊本市(熊本県)、延岡市(宮崎県)
※総務省自治体コード順
無償提供商品と提供数(8自治体合計)
『sonaetta(ソナエッタ)災害用授乳カップ』:1,500個
『sonaetta(ソナエッタ)抗菌・抗ウイルス機能付き コンパクトベッド』:100台
わたしたちの活動「災害から赤ちゃんを守るための活動(日本)」
「赤ちゃんの防災」共創プロジェクト
日本は世界有数の地震大国ですが、赤ちゃんのいるご家庭では、災害の備えが十分でない場合もあります。そこで赤ちゃんを守るために、私たちは、乳幼児ママ向けの防災講座「防災ママカフェ®」を主宰する防災の専門家、かもんまゆ氏をスーパーバイザーとしてお迎えし、小さなお子さんと災害を経験されたママや、ママサークル代表など他のママたちに影響力を持つママたち(=リードママ)と協働して、新たな乳幼児向け防災関連の製品づくりを行っています。
このプロジェクトは、「聞く」企業側と「聞かれたことにだけ答える」消費者といった一方通行の関係ではなく、災害時のママと赤ちゃんを守れる備えを目指す同志として、自由に議論し、闊達に意見やアイデアを交換しながら、様々な立場の意見を出し合う形で進行しています。
この取り組みから、赤ちゃんのための防災ブランド「sonaetta(ソナエッタ)」として、製品が生まれております。
-
全国2万人以上が参加する人気防災講座
「防災ママカフェ®」主宰 かもんまゆ氏
-
オンラインによる全国のママたちとのミーティング風景
「sonaetta(ソナエッタ)」シリーズ
-
災害用授乳カップ
災害時など、哺乳瓶の洗浄消毒ができない時でも
衛生的に授乳できる授乳カップ
-
頭をまもるブランケット
被災時は頭をまもるクッション帽子に。
広げればブランケットになり、授乳ケープとしても使えるので普段のおでかけにも大活躍。
-
抗菌・抗ウイルス機能付き コンパクトベッド
避難先でもあかちゃんの場所を確保できる携帯用のコンパクトベッド。両手が使えるリュック型収納袋付きだからママでも持ち運び簡単な軽量設計です。
「赤ちゃんの防災」サイトでの情報発信
「あかちゃんの防災」特設サイトでは、災害用に備えておきたい備蓄アイテム、普段から使え、実際に災害時にあると便利なアイテムや、多めにストックしておき、いざという時に役立つよう備えるローリングストックにおすすめのアイテムなどのご紹介をしています。また成長によって必要なものが変わる赤ちゃんの時期ならではの「成長別備えリスト」など、何を準備すればよいのかわからないというママやパパのサポートになる情報発信も行っています。
企業主導型ボランティア活動
ピジョン株式会社では、社員のボランティア休暇制度を活用した企業主導型ボランティア活動を開始しました。企業主導型ボランティア活動とは、企業が社員に対してボランティア活動を紹介し、参加希望者を募って実施するボランティア活動です。2023年は赤ちゃんとご家族、地域社会のために4種類の活動を実施し、計41名の社員が参加しました。今後も企業主導型ボランティア活動を通して、社会課題の解決や環境負荷低減を目指します。
わたしたちの活動
「入院中の子どもに付き添うお母さんを支援」
「花と緑があふれる街づくりに貢献」
「子どもたちが自由に遊べる環境づくりに貢献」
「海のゴミ拾い活動(日本)」
口唇口蓋裂の赤ちゃんをサポート(中国)
PIGEON(SHANGHAI)CO.,LTD.は、2021年5月に非営利団体「Operation Smile」と協働し、中国雲南省で実施された口唇口蓋裂児の手術を支援する活動に参加しました。
わたしたちの活動
「口唇口蓋裂の赤ちゃんをサポート(中国)」
海のゴミ拾い活動(トルコ)
LANSINOHでは、すべての赤ちゃんとそのご家族、そして地球の豊かな未来のための取組みを行っています。
2021年の世界環境デーに、LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.では海をきれいにするための第1歩として、海のごみ拾い活動を実施しました。
わたしたちの活動
「海のゴミ拾い活動(トルコ)」
医学生へ奨学金を支給する財団への支援活動
誰もが安心して出産し、子育てができる社会の実現の一助となることを目指し、公益財団法人ピジョン奨学財団では、将来、新生児科、小児科又は産科の医師を志す学生(国内の総合大学医学部又は医科大学で医学を専攻する学生)に対して、情熱を持って学業や臨床実習に取り組める環境を提供するため、返済不要の奨学金を支給しています。同財団は、2023年12月期は25大学の100名(5年生と6年生)の学生に奨学金を支給しています。
子どもの創造性育成を支援
当社は、次世代を担う子どもたちが未来の科学の夢を自由な発想で表現する絵画コンテスト「未来の科学の夢絵画展」を1980年以降継続して応援しています。公益社団法人発明協会が毎年開催するこの絵画展で、発明協会会長賞ならびに優秀賞(幼稚園・保育園の部)を受賞されたお子様の通う園に対して、創業者の故・仲田祐一が幼児の創造性育成のために同協会へ寄贈した基金から、「仲田祐一奨励金」を同協会経由で贈呈しています。
社会貢献活動費
単位: (百万円)
20/12期 |
21/12期 |
22/12期 |
23/12期 | ||
---|---|---|---|---|---|
ピジョングループ |
社会貢献活動費*1 |
120 |
101 |
100 |
86 |
内、非営利団体への寄付/寄贈*2 |
69 |
61 |
81 |
68 |
*1 2022年度より、「ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン」の活動費用は除いています。
*2 主な寄付・寄贈先
一般社団法人日本母乳バンク協会
公益財団法人ピジョン奨学財団
公益社団法人発明協会