化学物質の管理
環境負荷軽減
化学物質は便利で快適な生活をする上で欠かせないものですが、適切に管理しなければ、人の健康や生態系に有害な影響を及ぼすおそれがあります。ピジョンでは、関連法規を遵守することに加え、販売国の規制や自社の管理基準「品質管理原則」等に基づき、化学物質管理に取り組んでいます。
PRTR制度に基づく排出・移動量の届出
日本におけるPRTR制度は、人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質(化学物質排出把握管理促進法の第一種指定化学物質)が事業所から環境(大気、水、土壌)へ排出される量及び下水道及び廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量を事業者が自ら把握し、国に届け出を行う制度です。
事業所における1年間の取扱量が第一種指定化学物質は1トン以上、特定第一種指定化学物質は0.5トン以上であったときは、当該化学物質の排出量及び移動量を届け出ることが事業者に義務付けられています。
ピジョンホームプロダクツ株式会社は、下表の5種類の第一種指定化学物質の年間取扱量が1トン以上であったため、これら化学物質の排出量及び移動量の届出を行いました。なお、ピジョンホームプロダクツ株式会社における下表5物質の移動量はすべて廃棄物に含まれて事業所外へ移動した量であり、下水道への移動はありませんでした。
PRTR対象物質排出・移動量(ピジョンホームプロダクツ株式会社)
*1 大気、公共用水域、事業所内の土壌への各排出量及び事業所において埋立処分を行った量の合計値
*2 下水道への移動量及び廃棄物として事業所の外へ移動した量の合計値