考え方
私たちは、赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために存在します。
生まれたばかりの赤ちゃんは、大人の肌の約半分の薄さで、外からの刺激に弱い一方、汗腺の数は大人とほぼ同じであるため、汗をかきやすくなっています。さらに、生まれて3ヵ月頃からは肌を乾燥から守る皮脂が少なく、生涯で最も乾燥しやすいカサカサ肌になります。この肌バリアが未熟な時期にアトピー性皮膚炎を発症する子が多いことが分かっています。私たちは、赤ちゃんの肌の健康と成長の仕組みに基づき、保湿力や刺激性を考慮しながらも、皮膚バリアの健康な発育のためにバリア機能を補い育むことで、赤ちゃんの健やかな肌づくりを支援します。
ピジョングループの強み
ピジョングループでは日本と中国に研究拠点を設け、赤ちゃんの肌に特化した基礎研究を数十年に渡って行ってきました。また日本と中国に加え、インドネシアに自社工場を持ち、その知見や技術を活かした商品化 ・量産化に向けた研究・開発に取り組むことで、競合との差別化を行っています。
2025年には世界初となるiPS細胞由来の「3D乳幼児皮膚モデル」を公開。機械学習モデルと組み合わせた9つのスキンケア機能を検証する技術を構築し、新商品「胎脂スキンケアシリーズ」の開発・販売に繋げました。
ピジョンは、1974年から赤ちゃん用スキンケア商品の販売を開始し、2024年に発売から50周年を迎えました。デリケートな赤ちゃんの肌に対して、どのような商品が求められているのかを常に考え、半世紀以上にわたって蓄積された研究に基づき、今後も商品開発を続けていきます。
スキンケア基本方針
ベビースキンケアは世界的に成長市場である一方、各市場においてグローバル・ローカルともに競合ブランドが非常に多く市場競争の激しいカテゴリです。2022年末時点での日本での市場シェア※1は約30%、中国での市場シェア※2は10%程度で、日本・中国含めすべての展開市場においてさらなる事業拡大の余地が十分あります。また、シンガポール事業が統括する主要国の現在の市場シェアはわずかですが、今後の成長機会には非常に期待ができるものと認識しています。エビデンスの裏付けがあり、赤ちゃんにとって最適なスキンケアができる付加価値の高い商品ラインアップを各市場のニーズに合わせて開発し、迅速に投入していくことで当社ブランドの存在感を高めていきます 。
さらに、第9次中期経営計画(2026年-2028年)においては、スキンケアをエイジアップ期待商品カテゴリと位置付けています。ベビー向け商品に加え、キッズ向け商品に対象を広げ、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の拡張を図ります。
※1当社調べ(インテージPOS全国ベビーショップ・ドラッグストア合算拡大推計値)
※2当社のターゲット顧客内シェア、当社調べ
具体的な取り組み(日本)
ピジョンのベビースキンケアは、赤ちゃんの肌の健康と成長の仕組みに基づき、保湿力や刺激性を考慮しながらも、皮膚バリアの健康な発育のためにバリア機能を補い育めるよう、設計しています。ベーシックスキンケアはピジョンの長年の研究から生まれたシリーズで、赤ちゃんの胎脂に近い成分(ピジョンベビーリピッド)が入っている商品です。また、2024年からは、プレママ・ママを対象に行った赤ちゃんの沐浴・入浴に関する意識調査と皮膚科医が中心となって設計した実験計画に基づいた検証の結果を踏まえ、赤ちゃんの肌の保湿に重要なセラミドを補いうるおしながら洗う「うる肌洗い」を推奨しています。「うる肌洗い」のポイントはセラミド配合で「弱酸性」「低刺激」のボディソープを選ぶこと、こすらず泡で包み込むようにやさしく洗い上げることです。今でこそ耳にすることが多くなったセラミドですが、ピジョンでは30年近く商品に配合し続けており、現在では、赤ちゃんのお肌で特に不足しがちな「セラミドNP」と赤ちゃんがお肌に本来持っているうるおい成分をお手本にして、「ピジョンナチュラルモイスチャ※」というオリジナルの保湿成分を配合した商品を販売しています。また、実際の赤ちゃんの肌のpHを測定し、赤ちゃんのお肌が弱酸性であることを理解したうえで、「弱酸性」という言葉が一般に広がる前から弱酸性の処方にこだわり続けてきました。全身泡ソープや泡シャンプーは、ママやパパがひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合を想定して、泡持ちのよいきめ細かい泡で、やさしくかつしっかりと洗える設計になっています。
※保湿成分:セラミドNP+イソステアリン酸フィトステリル
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ベーシックシリーズ
具体的な取り組み(中国)
2025年には中国で世界初となるiPS細胞由来の「3D乳幼児皮膚モデル」を公開しました。このモデルは、ノーベル賞受賞技術であるiPS細胞技術を応用し、遺伝子工学等を用いて赤ちゃんの皮膚特性を精密に再現したものです。バリア修復や保湿、抗アレルギーなど9つのスキンケア機能を検証することが可能で、機械学習モデルと組み合わせた「赤ちゃん用スキンケア安全検証技術」を構成しています。そしてこの「3D乳幼児皮膚モデル」の技術をもとに開発を行い、新商品「胎脂スキンケアシリーズ」の販売を開始しました。今後も「3D乳幼児皮膚モデル」の活用領域を拡大していきます。
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胎脂スキンケアシリーズ
具体的な取り組み(エイジアップ商品)
これまでキッズ向けスキンケア商品を販売してきた中国に加え、日本においてもキッズ向けスキンケアの展開を開始しました。ピジョン株式会社は2025年11月に、新ブランド「ピジョンキッズ」立ち上げによってキッズ市場へ本格参入することを宣言しました。ブランドの売上目標として、2030年に20億円、2035年に40億円を掲げ、毎年新商品を投入し、中長期的にピジョングループの新たな収益の柱へと育成していく方針を示し、その第1弾商品として、2026年2月に「魔法のあわあわボディソープ・シャンプー」の販売を開始しました。「魔法のあわあわボディソープ・シャンプー」は、楽しくじぶん洗いできる商品です。光の反射を活用することで、色のついた泡がゴシゴシ洗うと空気を含んだ細かい泡となって色が変わる設計になっています。 特殊な薬剤は使わず、ベビー基準のやさしさはそのままに、キッズ向けに洗浄力を高めました。エイジアップ期待商品カテゴリとしてキッズ向けスキンケアを今後も各国で展開していきます。
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「魔法のあわあわボディソープ・シャンプー」




