ピジョン赤ちゃん誕生記念植樹式レポート(2025年第39回)

2025年4月26日(土)(晴れ一時雨)

春の陽気に恵まれ、ウグイスの鳴き声と木々の葉音が響く「ピジョン美和の森」。2024年生まれの赤ちゃんを対象とした第39回目の「ピジョン赤ちゃん誕生記念植樹式」には、16,000人を超えるご応募のうち、43組のご家族が参加されました。
本取り組みは、赤ちゃんを育てること(育児)と木を育てること(育樹)は、どちらも周囲の人たちの温かい愛情に守られて成人(成木)になっていくという考えのもと、1986年よりスタートしたキャンペーンです。約40年に亘って続けてきた本取り組みは、延べ約24万人の赤ちゃんとともに、16万本以上の木々を植樹して参りました。
健康で健やかな日々を願いながら植樹するご家族の様子や森の豊かな表情をご報告いたします。

植樹式の様子

記念式典

抽選で選ばれた茨城県在住の8組のご家族に、記念式典に参加いただきました。
今年3月に社長に就任し、主催者代表として初めて登壇した社長の矢野は、次回が記念の40回目となるキャンペーンの歴史を振り返りつつ、「世界中の赤ちゃんの未来の環境をより良く残していくために、赤ちゃんにそうした場所をつくっていくために、私たちは今後もこの活動を続けて参ります」と挨拶。ご来賓の常陸大宮市の鈴木市長は「大変すばらしい天候のもとに、たくさんの赤ちゃんに参加いただき、このキャンペーンが今年も盛会に行われることを大変うれしく思っています」と話しました。続いて植樹者代表として登壇したご家族は、不妊治療の後に授かった兄妹や支えてくれた関係者への感謝を述べつつ、「今日植える木とともに、我が子も大きく成長してくれることを願い、子どもたちの成長の節目には、ここに遊びに来たいです。今日の素敵な一日を家族の大切な思い出にしたいと思います」と伝えると、大きな拍手に包まれました。

植樹

樹木のお世話など担う美和木材協同組合の皆様にご協力いただきながら、ご家族で力を合わせてサザンカの苗木を植樹。その後は、植えた苗木とともに記念撮影を楽しむなど、笑顔あふれるひとときを過ごされていました。あるご家族は「何不自由なく、この森で育つ木々のように大きくなってほしいと願いながら植えました。節目にはこの森で、娘に今回の経験のことを話しながら成長を見守りたいと思います」とお話くださいました。
植樹地には、常陸大宮市のマスコットキャラクター「ひたまる」も登場。お子さまたちからはもちろん、ママ・パパにも大人気でした。

すくすくハウス

ログハウス「すくすくハウス」では、「森から贈る最初の手紙」制作コーナーがあり、ご家族は赤ちゃんの手形・足形を押した特別な木製ハガキを完成させていました。ハガキは特設ポスト「ウッディ」へ投函し、植樹式限定の特別な集配ルートを通り自宅や祖父母の家へと届けられます。ハウス内には、ピジョンブランド公式キャラクターの「ほわぴぴ」が登場し、ご家族とのふれあいを楽しみました。
当社のベビーおやつ・ベビー飲料などを用意した「ピジョンカフェ」もすくすくハウス近くに特設。木漏れ日と凛とした空気が包むなか、植樹を終えたご家族の憩いの場として、ゆったりとした時間を過ごしておられました。「自然に囲まれた広い森で、楽しみながら植えることができました。植樹の時には、職人さんが植え方を教えてくれたり、スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれたりして、私たちも楽しく、娘も楽しそうに過ごしていました」と、嬉しい一言を伝えてくださるご家族もいらっしゃいました。
すべての植樹者が植樹を終える頃には、木々の恵みとなる雨も降り、参加された赤ちゃんが木々と同じようにすくすくと育つ様子を想像しながら一日を終えることができました。次回は節目の第40回を迎えます。今回と同様、「ピジョン美和の森」が笑顔に包まれることを願っています。

スナップ集

育樹地の様子

実施日 2025年4月
樹齢 0年
詳細 2024年1月~2024年12月生まれの赤ちゃん
2500本の苗木を植樹
2025年4月撮影